【010,遠い記憶】

いつか 親に捨てられた野犬を拾ったんだ
弱肉強食の世界では
生き残れないと判断されたんだろう

一族に見離されてひとりぼっちだった

なんとなく…
自分に似ているような気がしたんだ…

オレはそいつに「ウルフ」って名前をつけて
育てることにした

狩りを教え 自然の中で生きていく術を
少しずつ教えていった

でも 親に捨てられた野犬だ
もう 手遅れだった

ウルフは狂犬病にかかってしまった
治療は不可能だった
怒り狂ってもがき苦しんで尽きるのを
待つしかなかった

だから…
オレの手で その命を奪った

最初からこうなることが 
親にはわかっていたのかもしれない

オレはただ 終わるはずの時間を
ほんの少しだけ延ばしてやっただけに過ぎなかったんだ

こんなことなら最初から
見捨てていればよかった…
あぁだから…野犬達はウルフを捨てたのか…

なぁ ウルフ…?
お前…オレに拾われたこと後悔してるか?
たった数日間だったけど…オレはまだ…
忘れられずにいる…

似てたから オレに…そっくりだったよ…
運命に抗って 一族を捨てて 生きようとしてた
そうだろ?

オレは…オレも…
最終的にはあそこへ…帰らなくちゃいけないのかな…?
それを教えるために お前はオレのところに来たのか?

なぁ…ウルフ…

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ドラマCD聴き直してから
描くべきだっただろう絵ですね^^;

聴きだすと長くなるので聴かなかったです;
でもたぶんウルフはいたはず、間違いなく。

とりあえずキルアさんは犬好きですか?
ゴンさんも犬っぽいもんね(笑)

久しぶりに描いた絵なのに、
ウルフとかすごく…酷い;;

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